ノズル巻き式巻線機の研究・内製化事例
ノズル巻き式巻線機の研究・内製化事例
【背景】 従来、当社では市販の巻線機を使用していました。しかし、コストダウンと専用巻線方式確立のため、巻線機の内製化が必要となりました。 機械自体は社内で製作できましたが、コントローラの内製は困難で市販品を導入しました。 巻き方の研究・試作も必要でしたが、巻線精度を検証する手段がなく、各コア形状に最適なノズルや巻き方の追求が困難でした。 【解決策とメリット】 ファインモーションコントローラと専用EXCELソフトにより、以下を実現しました。 ■一連のノズル巻線動作を正確に実行 ■EXCEL上で複雑な連続動作を簡単に定義 ■折り返し部分も任意に定義可能 ■標準直線補間命令(LIN)の連続で滑らかかつ正確な動作 ■動作前にグラフで軌跡を確認可能 ■DNC運転で大量ステップの運転とプログラムダウンロードを同時実行 ■実行前・空運転・実運転で軌跡精度を確認可能 ノズル巻線制御のノウハウはEXCELソフト「REELEX」にまとめられ、目的に応じた多軸巻線動作の定義・運転も可能です。
1~1 件を表示 / 全 1 件
表示件数
