モーションコントローラ導入による垂直多関節ロボットの自作事例
モーションコントローラ導入による垂直多関節ロボットの自作事例
【背景】 一般的な産業用ロボットは、機構と制御装置がセット販売されます。そのため、自社製ロボットを設計・製作する場合、コントローラ単体の購入は困難です。 汎用NCでは、ロボット機構に応じた順・逆運動変換機能がないため、直交座標系での指令運転は不可能です。 コントローラを独自に開発するには膨大な工数が必要であり、自社ロボットに対応した汎用的なコントローラが求められます。 さらに、生産機として加工・搬送・組立などの自動化機能も不可欠です。 【課題】 ■自社ロボット機構・運転目的に適したモーションコントローラの導入 ■直交座標で指令可能な6軸機構変換機能の必須化 ■ロボット言語とG言語の併用運転 ■専用CAMやCAM出力ファイルからの運転 ■組立・搬送以上の動作精度で精密加工も可能に 【解決方法とメリット】 ■6軸垂直多関節ロボットに対応した機構変換処理 ■直交座標系で滑らかで正確な軌跡制御 ■G言語やテクノ言語で簡単運転 ■一般自動機として幅広い生産現場機能を内蔵 ■搬送・組立・加工用途で高精度軌跡制御 ■サーボアンプ一体型コントローラで制御盤不要
