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光波動場三次元顕微鏡

光波動場三次元顕微鏡

光波動場三次元顕微鏡

光波動場三次元顕微鏡は、光の波動場情報を利用して、試料の三次元構造や形態を高精度かつ非破壊で観察できる最新の技術です。本手法では、レーザーなどのコヒーレント光を試料に照射し、厚みと屈折率の変化によって波面が変化します。その変化を波面センサでとらえ、独自のソフトウェア上で数値解析し、像を再生しています。この波動場情報を高度な数値計算で解析することにより、nmオーダーの透明な異物・欠陥の評価、細胞の三次元形状などを詳細に可視化・定量化できます。特に、試薬や蛍光標識を用いることなく、溶液中の粒子の実際の姿や粒子径分布、凝集・沈降の状態を動的・リアルタイムに観察できるのが特長です。医薬品や化粧品、バイオ、食品、材料開発分野において、粒子径や粒子分布評価、製品開発・品質管理の強力なツールとして活用されています。