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DDSナノ材料リポソームの粒子径とゼータ電位評価

ゼータ電位・粒子径・分子量測定システムを用いてDDSナノ材料リポソームの粒子径とゼータ電位評価

リポソームは、脂質2分子膜で構成される閉鎖小胞であり、化学療法などの薬剤のキャリアとして注目されています。脂質組成、粒子径、表面荷電などを容易に調整でき、抗腫瘍ペプチドや抗体などを表面に修飾することが可能であり、標的化が比較的簡単におこなえるなど、薬物キャリアとして有用な性質を有しています。このように、リポソームの体内動態を理解する上で、物性評価(粒子径、表面電位測定など)は非常に重要です。   今回はリポソームの粒子径とゼータ電位を測定しました。 DDSナノ材料リポソームの粒子径とゼータ電位評価の詳細については、カタログダウンロードより技術資料をダウンロードをしてください。

ゼータ電位・粒子径・分子量測定システム

基本情報

●静的光散乱法を用いて粒子濃度の測定が可能 ●希薄から濃厚溶液(~40%)まで幅広い濃度範囲の粒子径・ゼータ電位測定が可能 ●平板状サンプルのゼータ電位を高塩濃度下で測定が可能 ●標準フローセルで粒子径とゼータ電位を連続して測定が可能 ●セル内の電気浸透流を実測、プロット解析により高精度なゼータ電位測定結果を提供

価格帯

納期

型番・ブランド名

ELSZneo

用途/実績例

●バイオ関連分野   ナノカプセル、デンドリマー、DDS、バイオナノ粒子、生体適合性材料などの機能性評価 ●医薬品・食品工業分野     エマルション(食品・香料・医療・化粧品)の分散・凝集制御、タンパク質の機能性評価   リポソーム・ベシクルの分散・凝集制御、界面活性剤(ミセル)の機能性評価

ゼータ電位・粒子径・分子量測定システム『ELSZneo』

製品カタログ

分析機器のアプリケーションデータ バイオ・医薬品

技術資料・事例集

取り扱い会社

大塚電子は、独自の「光」技術を用いて、大塚電子にしか出来ない画期的な新製品を作り出しています。 創業以来積み上げてきた要素技術を融合させながら、医用機器、分析機器、分光計測機器という3つの事業を展開しています。 【医用機器】 親会社である大塚製薬をはじめ、試薬メーカーなどと連携した、臨床検査機器、医療機器の開発・生産を主体とする事業を展開。最新テクノロジーを集結し、人々の健康に貢献しています。 【分析機器】 新素材解析のコアテクノロジーである光散乱の技術を、ナノテクノロジー領域の物性測定に応用。粒子径、ゼータ電位、分子量の測定法を基準に、新素材、バイオサイエンス、高分子化学、さらには半導体や医薬分野などへの展開を図ります。 【分光計測機器】 分光計測技術の代名詞であるマルチチャンネル分光器と、長年にわたって培ってきた解析技術の蓄積による製品群を生み出しています。多様化するニーズに応えながら、幅広い分野へと拡大し続けています。

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