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大塚電子Webセミナー 特別講演 (2025年11月19日)

東京理科大学薬学部 准教授 草森先生にご講演いただきます

演題 : 光波動場三次元顕微鏡を用いた培養液の観察とその応用 近年、ラベルフリーによる細胞観察技術は生命科学研究において注目を集めている。従来の蛍 光標識を用いた方法は有用である一方、標識操作に伴う細胞機能への影響や長期観察の制限 が課題とされてきた。光波動場三次元顕微鏡(3D-OWFM)は、光の波動性を利用して物質内 部構造を非侵襲的かつ高精細に可視化できる新しい顕微鏡であり、これまで主に工業材料と して用いられるプラスチックフィルムなどの傷や異物の検出や解析に応用されてきた。 我々は、大塚電子株式会社製3D-OWFM(MINUK)を用いることでラベルフリーで生細胞の形 態や構造を観察可能であることを実証し、そのバイオ実験における有用性を評価してきた。 本講演では、これまでの研究成果を紹介するとともに、3D-OWFMによるバイオ実験へのさら なる応用可能性について議論する。

関連リンク - https://www.otsukael.jp/event/detail/eventid/522

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大塚電子は、独自の「光」技術を用いて、大塚電子にしか出来ない画期的な新製品を作り出しています。 創業以来積み上げてきた要素技術を融合させながら、医用機器、分析機器、分光計測機器という3つの事業を展開しています。 【医用機器】 親会社である大塚製薬をはじめ、試薬メーカーなどと連携した、臨床検査機器、医療機器の開発・生産を主体とする事業を展開。最新テクノロジーを集結し、人々の健康に貢献しています。 【分析機器】 新素材解析のコアテクノロジーである光散乱の技術を、ナノテクノロジー領域の物性測定に応用。粒子径、ゼータ電位、分子量の測定法を基準に、新素材、バイオサイエンス、高分子化学、さらには半導体や医薬分野などへの展開を図ります。 【分光計測機器】 分光計測技術の代名詞であるマルチチャンネル分光器と、長年にわたって培ってきた解析技術の蓄積による製品群を生み出しています。多様化するニーズに応えながら、幅広い分野へと拡大し続けています。