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コロナ荷電化粒子検出器(CAD)の特徴と原理

カテキン類標準液の分析結果をCADとUV検出器で比較した例を紹介します。

コロナ荷電化粒子検出器(CAD)は、HPLCで分離後の成分をネブライザーで噴霧した後、脱溶媒してから検出を行います。そのため、揮発性物質は検出できませんが、それ以外は全て検出対象になります。CADでは粒子に電荷を与え、その電荷量を測定することから、成分量に応じた面積値が得られます。UV検出器であれば、同じ濃度でも成分によって面積値が大きく変わりますが、CADでは面積値の差は10%程度です。 1.不揮発性・半揮発性物質であれば、UV吸収を持たない成分でも検出可能 2.物質の重量に依存して一貫した応答性が得られるため、標準品がなくても半定量が可能 3.化学構造に関わらず、高感度で検出可能(検出限界は数百pg~数ng程度) 4.グラジエント分析が可能

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食品の分析です。

コロナ荷電化粒子検出器(CAD)の特徴と原理

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