[GC/MS]ガスクロマトグラフィー質量分析法
有機化合物の定性・定量を行う分析手法です
基本情報
■試料導入 気体または容易に気化する液体はGCへ直接導入が可能です。固体については分析目的により、溶媒抽出、熱分解法、ヘッドスペース法などで溶液化または気化してGCへ導入します。 ■成分分離 試料導入部で気化したサンプルはキャリアガスによって運ばれ、カラム内を通過します。カラム中の固定相との相互作用の強弱により、サンプル中各成分は成分毎に移動速度に違いが生じ、分離されます。 ■イオン化(EI法) GCで分離された各成分の分子は順次質量分析計に導入され、フィラメントから放出された熱電子と衝突することによりイオン化されます。生成したイオン(分子イオン)の一部はさらに開裂してフラグメントイオンが生成します。 ■質量分離(四重極型) 生成したイオンは4本のロッドからなる四重極型質量分析計に導入されます。ロッドにかける電圧を調整することにより、特定の質量のイオンのみが検出器に到達し分子の質量情報を有するマススペクトルが得られます。
価格情報
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納期
用途/実績例
・ポリマーの構造解析 ・加熱時の脱ガス成分の分析 ・電池内ガスの組成分析 ・におい分析 ・樹脂中の添加剤、不純物分析 ・残留溶媒の分析 ・作業環境測定 ・環境汚染物質分析(VOC分析など)
詳細情報
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まずはご相談ください ★分析プランのご提案から行います★ 御社へ伺ってのお打ち合わせも、もちろん可能。 分析結果のご説明も丁寧に行い、疑問を残しません。 まずは03-3749-2525またはinfo@mst.or.jpまでご連絡ください!
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訪問セミナー実施します ★お客様のニーズに合わせた技術者訪問のセミナーを無料で承っております★ お客様のご要望に応じて、分析技術のご紹介や分析データのご説明をいたします。 ◆セミナー内容例 ・MSTの分析手法を広く解説 ・特定の分析手法を原理からじっくり、詳しく解説 ・お客様がご依頼の分析データを解説 03-3749-2525またはinfo@mst.or.jpまでご連絡ください!
この製品に関するニュース(2)
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【MSTホームページ】 環境(大気・におい)の分析 特集を公開しました
「普段と違って何か異臭がする」「エンジンやポンプの排気ガス成分を知りたい」 異臭が何に由来しているか、成分の同定まで行うことでスムーズに対策を取ることができます。 また、環境問題が注目を集める中、使用している装置から排ガスとして実際に何が排出されるかを正確に把握しておくことがますます求められてきています。 今回はそんな大気中の成分の課題を解決するGC/MSを使ったMSTの分析サービスラインアップをご紹介します。 **************************************** 詳しくはMSTホームページ 環境(大気・におい)の分析特集をご覧下さい!! ****************************************
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【MSTホームページ】分析事例「熱分解GC/MSを用いた発生ガス分析及び高分子材料の同定」公開しました
MSTホームページにて、分析事例を公開いたしまいた。 ◆タイトル 熱分解GC/MSを用いた発生ガス分析及び高分子材料の同定 ~熱分解GC/MSの原理とアプリケーションについて~ ◆測定法・加工法 GC/MS ◆製品分野 照明・ディスプレイ・化粧品・日用品 ◆分析目的 化学結合状態評価・安全性試験・熱物性評価 ◆概要 熱分解GC/MSは、試料導入部に熱分解装置を設置したガスクロマトグラフ質量分析計です。 複雑な前処理が必要であった高分子材料についても、熱分解装置で試料を加熱することにより前処理無しで発生したガスをGCに導入して分析を行うことができます。 また、熱分解装置の温度条件とサンプリング条件を変えること(ダブルショット法)で、同一試料から添加剤と高分子材料といったように異なった2種類の情報を別々に得られ、未知の高分子材料の解析が容易となります。 ★★詳しいデータはリンク先をご覧ください★★
取り扱い会社
MSTは受託分析サービスをご提供する財団法人です。 TEM・SIMS・XRDなど、さまざまな分析装置を保有し、分析ニーズに応えます。 知識豊富な営業担当が、適切な分析プランをご提案。貴社に伺ってのご相談も、もちろん可能です。 ISO9001・ISO27001取得。 製品開発・不良原因の解明・特許調査はぜひご相談ください! MSTは、あなたの「困った!」を解決へと導きます。