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消毒用の次亜塩素酸ナトリウム、有効塩素が下がる理由【基礎知識】

同じ製品でも置いておくだけで濃度が下がる?業務で使う次亜塩素酸ナトリウムの消毒のしくみと保管の注意点。

水道水やプール水の消毒、調理施設での原材料の殺菌など、業務の現場で使われる塩素系消毒剤の一つが、次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)を有効成分とする液剤です。市販の水道用製品は通常、有効塩素12%以上、pH12以上の淡黄色の透明な液体です。水道の塩素消毒では、主にこの薬剤が使われています。 ■消毒の主役は次亜塩素酸? この薬剤はアルカリ性のため、主に次亜塩素酸イオンとして存在します。次亜塩素酸の割合は酸性で高く、アルカリ性で低くなり、次亜塩素酸の殺菌力は次亜塩素酸イオンの約80倍です。 ■使う濃度は用途で違う! 1.大量調理施設で加熱せずに出す野菜・果物:200mg/Lで5分間、または100mg/Lで10分間 2.遊泳用プール:遊離残留塩素0.4mg/L以上、1.0mg/L以下が望ましい ■原液を薄めて使う 製品は高濃度で市販されており、希釈して浸け置きなどに使うのが基本です。原液の濃度から、用途に合った濃度に薄めて使います。まずはお気軽にご相談ください。

基本情報

■置いておくだけで薄くなる?! この薬剤は常温でも不安定で、少しずつ分解していきます。日光、特に紫外線や温度の上昇で分解が速まり、鉄、銅、ニッケル、コバルトといった金属があると著しく促進されます。分解すると有効塩素が減り、副生成物の塩素酸が増えます。 ■気泡による注入不良 分解時に出る酸素が注入管内で気泡となり、注入不良を起こすことがあるため、定期的なエアー抜きも求められています。 ■温度でどれだけ違う? 有効塩素12%の製品が10%に下がるまでの期間は、温度だけを考えて計算すると、30°C保管で約23日、20°C保管で約80日です。分解を抑えるには、20°C以下の低温で保管することが重要です。 ■濃い製品ほど分解が速い? 分解の速さは初期の有効塩素濃度の影響を大きく受け、濃いものほど速く分解します。また、貯蔵槽に空気が入り込むと二酸化炭素が溶け込み、pHが10より下がると急激に分解が進むため、新しい空気が常に入るような状態は避けるようにします。

価格帯

納期

用途/実績例

■塩素酸の基準にも注意! 水道水の塩素酸の水質基準は0.6mg/L以下、注入する薬品から水に加わる塩素酸の基準(薬品基準)は0.4mg/L以下です。塩素酸を増やさないためには、保管温度と保管期間への配慮や、保管タンクの清掃が大切です。 ■酸や凝集剤と混ぜてはいけない? 酸と接触すると分解して有害な塩素ガスを放出し、硫酸アルミニウム(硫酸ばんど)やポリ塩化アルミニウム(PAC)などの凝集剤と接触しても同様です。これらの貯蔵槽や配管が同じ部屋にある場合は、隔壁を設けるなど、漏れたときに混ざらない対策が必要です。 ■少量ずつ買って早く使い切る? 必要に応じて一度に買う量を少なくし、購入の頻度を増やすなどして、高温での保管が長引かないよう配慮します。 ■20kgより軽い15kg容器 当社では、従来の20kg容器より軽い、15kg入り次亜塩素酸ナトリウム製品を取り扱っています。使用量に合った容量や保管方法のご相談もお受けしています。まずはお気軽にご相談ください。

工業薬品<容量変更・希釈・投入作業>

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事例_学校プールに軽量塩素剤の提案

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薬品投入作業における課題解決ソリューション

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当社は創業以来、時代の変化と消費者ニーズの多様化に対応した多彩な 取扱品目を、用途やニーズに合わせ的確に供給することをモットーに、 柔軟なサービスを提供し続けております。 「ケミカル・エンジニアリング・パートナー」を企業スローガンに、 化学技術の専門家集団として、国内外の先進技術の中からお客様の問題を 解決するアイデアを発見し、アクティブにご提案いたします。